30代でS高へ入学し、参加することになった「つくば本校スクーリング」。
「スクーリングって何するの?」
「30代で高校生に混ざって浮かない?」
と、行く前はそれなりに不安でした。
実際に参加してみると、朝から授業を受け、グループワークをして、体育まである。
思っていたより、ずっと普通の高校生活でした。
この記事では、
✓ 本校スクーリングでは実際に何をする?
✓ 30代で参加すると浮く?
✓ 一人参加でも大丈夫?
✓ 放課後はどう過ごした?
この記事では、30代会社員が数日だけ高校生に戻ったリアルをお届けします。
※この記事は、私がS高に在学していた当時の体験です。現在は内容や運営方法などが変更されている場合があります。最新情報は、学校からの案内・公式サイトをご確認ください。

高校中退から20年。30代で高校生をやり直しました。よりみちです。
私はS高ネットコースなので、普段の学習は基本オンラインで完結。
自宅で動画を見て、レポートをやって、仕事に行って、帰ってまたレポートをやる。
しかし、ずっと自宅でポチポチしていれば、ある日卒業証書がAmazonみたいに届くわけではありません。
ときどき、
学校「はい、集合~!」
があります。
ネット高校生にも、現実世界へのログインが求められます。
授業では何をした?
30代で高校生に混ざると浮く?
一人参加でも大丈夫?
この記事では、30代会社員が数日だけ高校生に戻ったリアルをお届けします。
本校スクーリングの概要
S高の本校スクーリングは、茨城県つくば市にある「茨城つくば本校」で行われます。
私が参加したのは、5月。
スクーリングの日程はいくつか候補があり、自分で選べたので、社会人の私には助かりました。
また、スクーリングには宿泊型と通学型があり、私は自分でつくば駅周辺のホテルを予約して、そこから学校へ通う形で参加しました。
ホテルは「じゃらん」というオンライン予約サイトで予約。
ちなみに、スクーリングにかかる費用は自己負担です。

ちなみに私は会社員なので、当然ながら仕事もあります。
学校「来てください」
会社「働いてください」
私「両方から呼ばれている」
社会人、人気者です。
スクーリングの日程や宿泊方法、費用などは年度によって変わる可能性があります。
詳しい情報は、学校からの最新案内や公式サイトで確認してください。
ここからは、実際に学校へ行って何をしていたのかをお話しします。
本校スクーリングって何するの?授業はどんな感じ?
1日の流れはこんな感じ

普段は会社員をしている私も、この数日間は高校生。
久しぶりに教室へ向かうのは、ちょっと恥ずかしいような、懐かしくてワクワクするような、不思議な気分でした。
朝はつくば駅に集合し、専用バスで学校へ。
教室に着くと、机はすでにグループワーク用に配置されていました。
座る場所は自由。
特に指定されたわけではありませんが、私のときは3日間ほぼ同じ席に座ることになったので、好きな席を選びたい人は、少し早めに教室へ向かうのがおすすめです。
授業は1コマ40分ほど。授業の間には10分ほどの休憩があります。
グループワークという名の強制社交イベント
授業の中でも特に印象に残っているのが、グループワークの多さ。
普段のネット学習は基本一人です。
孤独ですが、気楽です。
そこへ突然、先生が言います。
「では、近くの人と話し合ってください」
来ました。
ネット高校生、突然の対人アップデート。
人と話すのが苦手な人に先に伝えておきます。
あきらめてコミュニケーションを取りましょう。
しんどいのは最初だけです。
ここから逃げると、単位も一緒に逃げていく可能性があります。
とはいえ、
「あなたにとって人生とは?」
と突然、哲学対話が始まるわけではありません。
高校生相手にTED Talkを開催する必要もない。
必要なことを普通に話せば、だいたいなんとかなりました。

最初の一言さえ乗り越えれば、あとは意外と普通です。
体育もある

私が参加したときは、体育館で体育の授業もありました。
こう見えても、現役時代はスポーツ少女。
運動は得意だったし、体力にもそこそこ自信があります。
久しぶりに身体を動かすのは、やっぱり楽しい。
高校の体育館で、高校生に混ざって体育をする。
あ、私まだいけるかもしれない。
そう思いました。
数分後――いけませんでした。
気持ちは16歳。
肉体は、30代。
高校生に混ざったからといって、筋肉まで高校生になるわけではありません。
そして開始早々、私の太ももが負傷。
かつてスポーツ少女だった面影は、体育館のどこにもありません。
事前のストレッチと、無理をしない心。
30代の体育には、この2つが必要です。

気持ちだけ高校生になった結果、太ももが犠牲になりました。
昼ごはん問題。学校の周りに何もない
昼食は、自分で用意していました。
そして、ここで重要な情報です。
学校の近くにコンビニがありません。
普段は会社近くのコンビニで、サラダチキンとコーヒーを買う意識高い系限界OL。
コンビニがない生活には、多少の不便を感じます。
でも、まあ。
それもまたエモい。
「昼になったら、近くで何か買えばいいか」
という都会的な発想は、いったん捨ててください。
私は、つくば駅周辺で昼食を買ってから学校へ向かっていました。
校舎内に自動販売機はありましたが、生徒が多いので混雑したり、売り切れたりする可能性があります。
飲み物も少し多めに用意しておくと安心です。

コンビニのありがたみを再履修しました。
放課後の青春と、ホテルに帰った会社員
授業が終わったあとには、任意参加のオフ会もありました。
ボードゲーム。
サッカー。
いろいろ楽しそうな企画があります。
青春です。
放課後です。
友達作りです。
私は参加しませんでした。
なぜなら、
帰りたかったからです。
高校生としての模範解答ではありませんが、30代会社員としては正解です。
友達を作りたい人なら、こうしたイベントはかなり良い機会だと思います。
オフ会に参加しない人は、送迎バスが来るまで教室で待機。
バスでつくば駅まで戻ったら、そこで解散です。
一方、宿泊型の生徒たちには、このあと夕食などのイベントが待っています。
青春、まだ続きます。

私は、ホテルの個室を選びました。
大人の財力で、青春を部分的に回避します。
ホテルに戻った私は、
仕事。
食事。
お風呂。
寝る。
以上。
文化祭前夜のような熱い語り合いもありません。
枕投げもしません。
好きな人の話もしません。
メールを返します。
数時間前まで、
「次、体育だって」
と言っていた人間が、ホテルに帰ったら仕事のメールを返している。
これが30代高校生です。
30代は浮くのか、友達はできるのか
入学を決めたときから、友達を作るつもりはありませんでしたが、
とはいえ、やっぱり気になるのが友達事情。
参加している生徒は、ほとんど10代です。
そして私は30代。
数字だけ見ると、
クラスメイトというより保護者側。
なんなら先生より年上。
「30代が混ざっていたら浮くのでは?」
と思っていました。
でも、実際に参加してみると、そこまで気になりませんでした。
授業が始まれば、同じ生徒。グループワークも一緒にやります。
「トイレどこ?」
「次の授業なに?」
なんて普通に話しかけられます。
こちらは、
「私は30代です。いま若者の群れに紛れ込んでいます」
と多少意識していますが、相手は思っているほど気にしていません。
人は、自分が思っているほど他人を見ていない。
高校でも社会でも同じでした。
周りの生徒は、インスタを交換したり、スクーリング中に仲良くなっている人もいました。
友達を作ろうと思えば、きっかけはかなりあります。
だから、一人で参加しても大丈夫。
友達が欲しければ話せばいいし、一人でいたければそれでもいい。
思っていたより、ずっと自由でした。
最後に
行く前は、
「30代で浮かないかな」
「何するんだろう」
と不安でした。
でも実際に行ってみると、思っていたより、ずっと普通の高校生活でした。
私は16歳で高校を辞めています。
そんな自分が30代になって、もう一度教室に座っている。
「青春を取り戻した!」なんて壮大な話ではありませんが、少し不思議で、思っていたより楽しい数日間でした。
では、
「もう一回行きたい?」
と聞かれたら、
行かなくていいです。
一回で十分です。
思い出は、思い出だからいいのです。

楽しかった。でも、おかわりは大丈夫です。
これから参加する人も、一人で大丈夫かな、浮かないかな、と不安になるかもしれません。
でも少なくとも私は、30代でもちゃんと高校生として混ざれました。
ただし、
気持ちは高校生に戻れても、体力だけは最後まで30代でした。
そこだけは、どうにもなりませんでした。
- 30代・社会人でもS高の本校スクーリングに問題なく参加できた
- 会場は茨城県つくば市の本校で、宿泊型・通学型を選べる
- 授業はグループワーク中心で、体育の授業もある
- 学校周辺にコンビニがなく、昼食・飲み物は事前準備が必要
- 放課後のオフ会などは任意参加(無理に参加しなくてOK)
- 気持ちは高校生に戻れても、体力は最後まで30代のまま

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