中卒で後悔したこと|約20年中卒で生きた私が思うこと

中卒で後悔したこと 20代は学歴が気にならず30代で選べる仕事が減った 体験談
こんな不安はありませんか
  • 「中卒のままだと、将来後悔する?」
  • 「高校を辞めたいけど、中卒になっても普通に生きていける?」

高校を辞めようか迷っている人や、大人になってから「高校くらい卒業しておけばよかった」と感じている人にとって、気になるところだと思います。

結論から言うと、私は中卒でも普通に生きてこられました。でも、もっと早く高校へ行き直せばよかったと後悔しています。

私は16歳で高校を中退し、約20年間、中卒で働いてきました。好きな仕事にも就けたし、20代までは「学歴なんて案外関係ない」と本気で思っていました。

ところが30代になると、収入や安定、キャリアを考えるようになり、「学歴不問でも働ける」から「学歴不問からしか選べない」ことが苦しくなりました。

その後30代でS高へ入学し、卒業。現在は会社員として働いています。

よりみち
よりみち

中卒歴、約20年。なかなかのベテランです。

この記事では、そんな私が中卒で実際に後悔したことと、意外と困らなかったことを、約20年間の実体験から紹介します。

高校を辞めるか、今から学び直すか。

自分にどんな選択肢があるのかを知ったうえで決めるための、ひとつの判断材料になればと思います。

中卒でも、最初はそこまで困らなかった

中卒でも20代のうちは学歴が気にならなかったという体験

中卒でも好きな仕事はできた

高校を辞めたのは16歳。

当時の私は、「中卒だと将来困るかもしれない」とは、ほとんど考えていませんでした。

親も中卒だったので、中卒でも普通に働いて生きていけることは知っていたし、高校を辞めた直後に後悔した記憶もありません。

実際、その後すぐに「中卒だから人生詰んだ」なんてこともありませんでした。

仕事はあったし、好きなこともできた。

むしろ20代のころは、

「案外、学歴って関係ないんじゃない?」

くらいに思っていました。

高校を辞めたから経験できたこともある

フリーターになったからこそ、働けた職場があります。

当時、私がずっと働きたかったY株式会社。

求人票には「高校生不可」と書かれていて諦めていましたが、フリーターになったことで応募できるようになり、無事採用されました。

人生史上最大にうれしかった。

最初はアルバイトでしたが、その後は契約社員として働くこともできました。

ただ、正社員にはなれませんでした。
応募資格がなかったからです。

それでも、人生史上最大の歓喜の中にいた私は、好きな仕事ができるだけで十分でした。

そんなご縁にも恵まれ、30代になるまで「中卒であること」を大きな問題だと思っていなかったんだと思います。

でも、30代になると自分の価値観が変わりました。

収入、安定、正社員、福利厚生、そしてこの先のキャリア。

将来まで考えて仕事を選ぼうとしたとき、20代では気にならなかった「中卒」が、初めて自分の前に立ちはだかります。

「学歴不問でも働ける」から、「学歴不問からしか選べない」へ。

ここから、中卒であることを後悔し始めました。

中卒で生きて後悔したこと

中卒で後悔したこと 30代で仕事の選択肢が減った話

20代までは、中卒であることをそこまで気にしていませんでした。

でも30代になり、仕事や将来に求めるものが変わったことで、それまで気にならなかった「中卒」が少しずつ重くなっていきます。

ここからは、私が実際に中卒で後悔したことを書いていきます。

30代になって「学歴不問」が苦しくなった

20代のころは、若いし、体力もある。

接客では愛嬌や個性も武器になったし、好きな仕事ができて、それなりに稼げれば満足でした。

だから「学歴不問」という言葉も、ほとんど気になりませんでした。

学歴不問の仕事でも、十分やっていける。

そう思っていたんです。

でも、30代になると仕事に求めるものが変わりました。

収入、安定、正社員、昇給、福利厚生、そしてこの先のキャリア。

「この働き方を40代、50代になっても続けられるのか?」

将来を考え始めると、急に不安になりました。

20代のころは、

「学歴不問でも働ける」

だったのに、30代では、

「学歴不問からしか選べない」

に変わっていました。

学歴不問の仕事が悪いわけではありません。

変わったのは、私自身が仕事に求めるものです。

「今働けている」と「10年後、20年後も困らない」は、別の話でした。

仕事の選択肢が少なかった

そして実際に仕事を探すと、学歴の壁にぶつかります。

求人を見て「これやってみたい」と思っても、応募条件は「高卒以上」。

接客経験が長くても、バイトリーダーや後輩指導を経験していても、応募できなければ、その経験を見てもらうところまでたどり着けません。

今でも覚えているのが、某靴屋さんの求人です。

接客経験もある。靴を売る仕事なら自分にもできそう。

なのに、当時見た求人では「高卒以上」が応募条件でした。

よりみち
よりみち

靴を売るのに、なんで高卒じゃなきゃあかんねん。

もちろん、中卒でも応募できる仕事はあります。

ただ、私が感じたのは、「やりたい仕事から選ぶ」のと「応募できる仕事の中から選ぶ」のは違うということでした。

中卒だと話すと、「学歴なんて関係ないよ」と言ってくれる人もたくさんいました。

私も、人の能力や価値が学歴だけで決まるとは今でも思っていません。

よりみち
よりみち

人は優しかった。求人票は厳しかった。

人の価値と、社会の応募条件は別物でした。

大人になってから学び直すのは大変だった

30代になって「もう一度勉強したい」と思っても、高校を辞めてから約20年。

そもそも勉強のやり方が分かりません。

しかも大人には仕事があります。

学ぶためのお金も必要だし、勉強する時間も自分で作らなければいけません。

そこで初めて、若いころには当たり前にあった「学べる環境」のありがたさに気づきました。

そして、後悔したのは学力だけではありません。

社会に出てから、言葉遣いや社会常識を知らず、恥ずかしい思いをしたこともあります。

時間を守る。集団の中で行動する。苦手なことにも取り組む。最後まで続ける。

さらに、いろいろなことを学ぶ中で、

「自分は何が好きで、何が得意で、何が苦手なのか」

を知ることも、学校でできる経験のひとつだったんだと思います。

学校って、国語と数学だけを習う場所じゃなかったんだ。

それに気づいたのは、大人になってからでした。

知らない世界があることすら知らなければ、それを選択肢に入れることもできません。

知らないものは、選びようがない。

今振り返ると、学歴だけではなく、自分の世界を広げる機会をもっと持っておけばよかったと思います。

もっと早く高校へ行き直せばよかった

もっと早く高校へ行き直せばよかったと感じた理由

ここまで書いてきた通り、中卒だった過去をすべて後悔しているわけではありません。

高校を辞めたから働けた職場もあったし、そこで出会えた人や経験もあります。

ただ、今振り返って思うのは、

「もっと早く高校へ行き直せばよかった」

ということです。

もっと早く高校へ戻っていたら、キャリアアップも、新しいことへのチャレンジも、自分の知らない世界に触れることも、もっと早く始められたと思います。

私は30代でS高に入学し、卒業しました。

3年間やり遂げたことで自信がつき、ずっと抱えていた学歴コンプレックスもなくなりました。

でも、30代から社会人としてのキャリアを積み始めるのは、なかなかのハードモードです。

高卒資格を取っても、正社員としてのキャリアや、一般的な会社員としての経験まで一緒についてくるわけではありません。

30代、一般的な会社員としての経験はほとんどなし。

この「経験の壁」は、かなり高かった。

分からないことがあっても、若いころのように「知らなくて当然」とも思えない。

もちろん、大人になってからでも高校には戻れます。
だから「もう遅い」とは思いません。

でも、もっと早く戻っていたら、もっと早く選べた道があった。

自分が実際に遠回りしたからこそ、私はもっと早く高校へ行き直せばよかったと思っています。

まとめ|中卒で後悔したのは、もっと早く学び直さなかったこと

中卒で後悔したことのまとめ 学び直しが遅れたことが一番の後悔

約20年間、中卒で生きてきた私が後悔したことをまとめると、こんな感じです。

中卒で後悔したこと
  • 30代になり、収入や安定、将来のキャリアに不安を感じるようになった
  • 「高卒以上」の求人には応募できず、仕事の選択肢が限られた
  • 学歴だけでなく、学ぶ機会そのものを失っていたことに気づいた
  • 大人になってからの学び直しには、時間もお金も環境も必要だった
  • もっと早く高校へ行き直せばよかった

中卒でも好きな仕事はできたし、高校を辞めたからこそ経験できたこともあります。

だから、高校を中退してからの約20年間を、すべて後悔しているわけではありません。

それでも今、一番後悔しているのは、「もっと早く学び直せばよかった」ことです。

20代では気にならなかったことが、30代になって大きな壁になることもあります。

今は、通信制や定時制など、学び方はいろいろあります。

すでに中卒で「今さら高校なんて」と思っている人も、諦めないでほしいです。

実際に高校へ戻った私が感じたのは、高卒資格を取ることで、自分が思っていた以上に選択肢が広がり、「自分で選べる」喜びが生まれたことでした。

仕事だけではありません。学ぶこと、自分の知らない世界に触れること、その先にまた新しい選択肢が生まれます。

私は「知らなかったから選べなかった」ことを、今でも一番もったいなかったと思っています。

だからこそ、「知らないまま諦める」前に、一度だけ自分にどんな選択肢があるのか知ってみてほしいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました