N高は「やめとけ」って本当?後悔しないための5つの確認点

N高はやめとけって本当か 合う人はやりたいことがある人 合わない人は決まった環境が好きな人 Q&A
こんな不安はありませんか
  • 「N高に興味はあるけど、『やめとけ』という評判を見ると不安になる」
  • 「入学してから後悔しないか心配」

N高への入学を考えているときに悪い評判を見ると、「本当に大丈夫なのか」と手が止まってしまいますよね。

よりみち
よりみち

入学前は私も「ちゃんと続けられるのか」「そもそも勉強ってどうやるんだっけ」と不安でした。

先に結論をお伝えすると、「N高はやめとけ」が当てはまる人と、当てはまらない人がいます。

この記事では、S高卒業生としての私の体験とN高グループの公式情報をもとに、「やめとけ」と言われる理由と、入学前に確認したい5つのポイントを紹介します。

読み終わるころには、ネットの評判だけではなく、「自分にはN高が合っているのか」を判断する材料がそろいます。

※私が通ったのはS高です。N高・S高・R高は同じN高グループですが、学校ごとに本校所在地やスクーリング日程などが異なります。
※制度や金額は2026年10月時点で公式サイトを確認した内容です。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。

結論|N高に向いている人・向いていない人

N高に向いている人と向いていない人の違い

卒業した今、私が感じている「合いやすい人・合いにくい人」は次のとおりです。

向いている人向いていない人(後悔しやすい人)
高校以外にやりたいことがある人毎日決まった時間割で学校生活を送りたい人
まずは高校卒業資格を取りたい人先生にこまめに声をかけてもらいながら勉強したい人
プログラミングなど興味のあることを学びたい人友達と過ごす「普通の高校生活」を重視したい人(特にネットコース)
いろいろ試しながら、自分の得意・苦手を見つけたい人自分で学習スケジュールを決めるより、学校に決めてもらいたい人

私の周りには、通信制高校の時間の自由さを使って芸能活動をしている人や、料理人を目指して弟子入りしている人がいました。

高校以外にやりたいことがある人にとっては、とても相性のよい学校だと感じます。

一方で、毎日決まった時間割で授業を受けたい、先生からこまめに声をかけてもらいたい、友達と毎日顔を合わせたいという人は、ネットコースでは物足りなさを感じるかもしれません。

N高グループには課外授業や体験など、いろいろな選択肢があります。

ただし、「選択肢がたくさんある」と「勝手にいろいろ経験できる」は別物です。

私自身、卒業してから「もっといろいろ参加しておけばよかった」と思いました。

なので、N高が向いているかを考えるときは、「自分は主体的な人間か?」ではなく、「自由度の高い環境と、決められた環境のどちらが過ごしやすいか?」で考える方が分かりやすいと思います。

N高が「やめとけ」と言われる4つの理由

N高がやめとけと言われる4つの理由

ネット上でよく見かける「N高はやめとけ」という意見について、実際にS高へ通った私の体験も交えながら見ていきます。

理由1|時間割がなく自分で進める

ネットコースには決まった時間割がなく、スクーリングとテスト以外のスケジュールは自分で組み立てます。

つまり、誰かが毎日「勉強しなさい」と言ってくれる環境ではありません。

そのため、強制力がないと勉強を後回しにしてしまう人は、レポートをためてしまう可能性があります。

私も「今日はいいか」を繰り返して、レポートが遅れそうになったことがありました。

自由に時間を使えるのはネットコースのメリットですが、その自由をどう使うかも自分次第です。

理由2|一人で学ぶ時間が長く、孤独を感じやすい

ネットコースは自宅などで学ぶため、一人で過ごす時間が長くなります。

一方で、Slackやネット部活・同好会、交流イベント、スクーリングや文化祭など、生徒同士が交流できる機会も用意されています。

私の場合、そもそも友達を作るつもりがなかったので、孤独はそれほど気になりませんでした。ただ、レポートを一人で進めているときに、少し孤独を感じることはありました。

私は社会人として通っていたので、10代の生徒とは感じ方が違うと思います。

友達づくりを大切にしたい人は、自分から交流の場に参加する必要があることは知っておいた方がよいでしょう。

入学したら自然と友達ができて、青春が始まる。

そんな高校生活を想像していると、特にネットコースではギャップを感じるかもしれません。

理由3|担任がいないサポート体制

「思ったよりサポートが少なかった」という声をネット上で見かけます。

N高グループには、一般的な高校のような「担任」という制度がありません。

メンターによる学習状況の確認や面談などのサポートはありますが、毎日先生と顔を合わせて、分からないことをその場ですぐに聞ける環境ではありません。

分からないことがあれば自分で調べたり、必要に応じてメンターへ相談したりしながら進めていきます。

私も最初は「これ、どうすればいいんだ?」と戸惑うことがありました。でも、1年も過ごせばだんだん慣れてきました。

最初から全部自分でできる必要はありませんが、先生にすぐ聞ける環境をイメージしていると、最初は少しギャップを感じるかもしれません。

理由4|大学受験の対策は別枠

高校卒業資格を取るための必修授業と、大学受験対策は別です。

大学進学を目指す場合は、ZEN Studyの受験講座や+ONE授業などを利用しながら、必修授業とは別に受験勉強を進める必要があります。

N高グループには大学への合格実績もありますが、「高校の授業を受けていれば、そのまま大学受験対策にもなる」と考えているとギャップを感じるかもしれません。

なお、私は大学受験をしていないため、この点について実体験から語ることはできません。

進学を考えている人は、個別相談会などで受験サポートの内容や費用を確認しておくと安心です。

「恥ずかしい」は本当?世間の目

通信制高校は恥ずかしいのか卒業生が感じた世間の反応

「通信制高校に通っていることを、周りにどう思われるんだろう」

入学を考えている人にとって、世間からどう見られるかは気になるところだと思います。

ここでは、実際に30代でS高へ通った私が、周りからどんな反応をされたのかを紹介します。

通信制高校に通っていると話したときの周りの反応

私は職場・家族・友人に、通信制高校に通っていることを普通に話していました。

「今日テストなんだ」と言えば「がんばれ」と返ってきますし、「卒業できそう?」と声をかけてもらうこともありました。

入学前は多少「どう思われるんだろう」と気にしていましたが、実際に通ってみると、周りはこちらが思っているほど気にしていませんでした。

よりみち
よりみち

ちょっと気にしすぎていたのは、私の方だったようです。

卒業後、職場などでどう見られたか

卒業後も、良い反応とそうでない反応の両方がありました。

  • N高グループの名前を知っていて、興味を持ってくれる人がいた
  • 大人になってから学び直したことを「偉いね」と言ってもらったことがある
  • 一方で、私が接した一部の経営者や年上の方からは、通信制高校に対する偏見のようなものを感じることもあった

正直、通信制高校への偏見がまったくないとは感じていません。

ただ、私の経験では、否定的な反応よりも、興味を持ってくれたり応援してくれたりする人の方が多かったです。

だから私は、入学前に心配していたほど、「通信制高校だから恥ずかしい」と感じる場面はありませんでした。

後悔しないための5つの確認点

N高で後悔しないために入学前に確認したい5つのポイント

ここまで見てきたように、N高が合うかどうかは人によって違います。

入学してから「思っていたのと違った」とならないために、事前に確認しておきたい5つのポイントをまとめました。

確認1|自分で学習のペースを作れそうか

ネットコースには決まった時間割がないため、いつ勉強するかは自分で決めます。

完璧に自己管理できる必要はありません。私も「今日はいいか」を繰り返して、レポートが遅れそうになったことがあります。

大切なのは、遅れないことより、遅れたときに立て直せることです。

「平日の夜に少しずつ」「休日にまとめて」など、自分ならどんなペースで勉強できそうか考えてみてください。

確認2|人とどれくらい関わりたいか

私は友達を作ることを目的に入学していなかったので、ネットコースでも問題ありませんでした。

一方で、「友達と毎日会いたい」「高校生活らしい青春を楽しみたい」という人は、ネットコースでは物足りなさを感じるかもしれません。

自分にとって、友達づくりが高校生活でどれくらい大切なのかを考えてみてください。

優先度が高いなら、通学するコースや交流イベントへの参加も含めて検討するとよいでしょう。

確認3|どこまでサポートしてほしいか

メンターによるサポートはありますが、毎日先生と顔を合わせる環境ではありません。

「困ったときに相談できれば十分」なのか、「こまめに声をかけてもらいたい」のかによって、感じ方は変わります。

不安な人は、個別相談会で面談の頻度や、困ったときの相談方法を確認しておきましょう。

確認4|卒業後にどうしたいか

「まずは高校卒業資格を取りたい」のか、大学進学や就職まで考えているのかによって、在学中に必要な準備は変わります。

特に大学進学を目指す場合は、必修授業とは別に受験対策が必要です。

とはいえ、入学前から将来が完璧に決まっている必要はありません。

「卒業したらどうしたい?」をぼんやりでも考えておくと、在学中に何をするか決めやすくなります。

確認5|自分が納得してN高を選んでいるか

私が一番大切だと思う確認点です。

N高グループには、課外授業や体験など、さまざまな機会があります。

ただ、選択肢がたくさんあることと、自動的にいろいろな経験ができることは別です。

一度、「自分はN高で何をしたい?」と考えてみてください。

立派な目標でなくてかまいません。

「やりたいことと高校を両立したい」でも、「まずは高校卒業資格を取りたい」でも十分です。

大切なのは、周りに言われて何となく選ぶのではなく、自分が納得して選んでいることだと思います。

それでも迷うときにやること

N高で迷うときにやること 資料請求と個別相談会

5つの確認点を考えてみても、「自分に合っているのか分からない」という人もいると思います。

そんなときは、ネットの評判だけで判断せず、次の2つを試してみてください。

1.資料請求や個別相談会で直接聞く

気になることがあれば、資料請求や個別相談会で直接確認するのが一番確実です。

特に、

  • 自分に合うコース
  • 学費や就学支援金
  • メンターのサポート
  • 大学進学や就職
  • スクーリング

などは、自分の状況に合わせて確認しておきましょう。

私自身、入学を決めたきっかけは説明会でした。

学ぶことに対する熱量や学校の理念など、公式サイトを見るだけでは分からなかった部分を直接聞けたことが、入学の決め手になりました。

2.コース変更という選択肢も知っておく

N高グループには複数のコースがあり、入学後にコースを変更できる場合もあります。

そのため、最初に選んだコースがずっと固定されるとは限りません。

どのコースにするか迷っている場合は、入学後に変更できるのか、変更できる時期や条件はどうなっているのかも個別相談会で確認しておくと安心です。

最初から100%正解の選択をしなければならないと、考えすぎなくても大丈夫です。

よくある質問

N高に関するよくある質問 底辺校やいじめや就職について
Q

N高は底辺校ですか?

A

N高は、一般的な高校のように偏差値で比べる学校ではありません。

ネットコースには一般的な学力試験がなく、通っている理由も人それぞれです。

「偏差値が低い=底辺校」という見方をする学校ではない、と私は思っています。

Q

N高にはどんな人が通っていますか?

A

大学進学を目指す人もいれば、仕事や芸能・スポーツ活動と両立している人もいます。

私の周りにも、芸能活動をしている人や、料理人を目指して弟子入りしている人がいました。

Q

N高にいじめはありますか?

A

私が通っていた間は、いじめやトラブルを見聞きしたことはありません。

また、年に一度、学校生活に関するアンケートが実施されており、そこで困っていることを申告することもできます。

Q

N高は就職で不利になりますか?

A

私は卒業したあと、就職することができました。

就職活動では「大卒以上」「高卒以上」といった条件は見かけますが、私自身は「S高だから」という理由で不利になったと感じたことはありません。

Q

社会人でも入学できますか?

A

入学できます。私も30代で入学し、仕事をしながら卒業しました。ただし週5・週3・週1+コースは入学時点で20歳未満が対象のため、20歳以上の人はネットコースなどから選ぶことになります。

まとめ

N高はやめとけと言われる理由と確認点のまとめ

N高が合うかどうかは人によって違います。

時間を自由に使えることがメリットになる人もいれば、決まった時間割や先生のこまめなサポートがないことに、物足りなさを感じる人もいます。

最後に、入学前に確認しておきたい5つのポイントをまとめます。

入学前に確認したい5つのポイント
  • 自分で学習のペースを作れそうか
  • 高校生活でどれくらい人と関わりたいか
  • 学校にどこまでサポートしてほしいか
  • 卒業後にどうしたいか
  • 自分が納得してN高を選んでいるか

私も入学前は不安がありましたが、働きながらS高を卒業することができました。

よりみち
よりみち

だからといって、「N高最高!みんな行こう!」とは思っていません。

合う人もいれば、合わない人もいます。

ネットの情報だけで決めるのではなく、資料を見たり、説明会で話を聞いたりしながら、自分に合っている学校なのかを自分で判断することが大切だと思います。

この記事が、その判断材料のひとつになればうれしいです。

※この記事の制度などの情報は、2026年10月時点でN高グループ公式サイトを確認した内容です。最新情報は公式サイトまたは個別相談会でご確認ください。

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